「食べる」「食べられる」の関係  

タイトル下
生物と環境

「食べる」「食べられる」の関係 その授業シナリオをつくりました。

どのような授業か、簡単に言うと
映像を見せながら子ども達に投げかけ、学習内容を身に付けさせる、というものです。

シナリオの元ととなる授業を行った当時(2020年)は、
コロナ感染拡大を防ぐ措置として授業ガイドラインが示され、実験はしない等の制約がありました。
学習指導要領の求めている学びとは距離がある授業方法だったかもしれません。
そのような中での取り組みであることを予めご了承ください。

内容

1.いきなり発問から始める (生物とは? 環境とは?)
2.投げかけながら 授業を進める (植物にできて、動物にできないことは?)
3.図式を使う (プランクトンとは?)
4.学習用語をおさえる (食物連鎖)
5.調べる活動 (煮干しの胃の中を調べる)
6.顕微鏡を使っての観察 (指導のポイント)

いきなり発問から始める

「食べる」「食べられる」の関係 その授業開始の第一声は発問です。
単元名の「生物」という文字を指して投げかけます。
授業が始まる前、板書しておきます。

Ri-せん
Ri-せん

 「生物のくらしと環境」について勉強していきましょう。
  ところで、単元名になっている「生物」とは何ですか?   

列指名していきます。

いきもの、のことです。 動物や植物は「生物」です。そして、生物には命があります。  

十分な答えが返ってきました。そこで、授業を膨らませます。
T:では、生きていないものは、どんなものがありますか?

C1:水とか石とか・・・。

T:そうですね。生物の反対の言葉は、生きていないもので「無生物」です。  
  では、単元名の「環境」とは何ですか?  目がいい人は、気が付いていますよね。

実は、教科書に用語の説明文が載っているのです。
「環境」とは、生物をとりまいているもののこと。 生物に影響を及ぼしているもののこと。
具体的に、空気とか、水とか、食べ物のこととおさえます。

投げかけながら 授業を進める

Ri-せん
Ri-せん

 動物も、植物も「生物」です。ところで・・・
 植物にできて、動物にできないこと。 それは、何でしょう?  

 植物は、自分で養分をつくって成長しますが、動物は自分で養分をつくれないから、

 他の生物を食べないと生きていかれません。  

Ri-せん
Ri-せん

 すばらしい!
 ということは、生物どうしというのは、どういう関係でしょうか?  

「食べる」「食べられる」の関係  と、すぐに言える子どもは少数です。そこで、

「食べる」「食べられる」の関係 その授業シナリオをつくりました。6年生の理科授業を受け持つ先生方のお役に立てたら幸いです。

映像資料(カレーライスとその材料の関係図)を映し、投げかけます。

T:食べ物の元をたどると何だと分かりますか?

C:植物です。

植物 → (   ) → ウシ → (   ) → ヒト

と、板書して(  )に入る言葉は何か考えさせます。   
すぐに「食べる、です。」と返ってきますので、この図式を説明させます。

T:食べる・食べられるの関係を表したものです。説明してごらん。

 植物は、ウシに食べられ、 ウシは人に食べられます。  
 ウシは植物を食べ、人はウシを食べる、という関係です。

一部の子ども達が発言する場面が続いたので、全員を巻き込みます。
ペア学習にして、交代で言わせます。 (略)

図式を使う

「食べる」「食べられる」の関係 言葉を変え、図式を板書します。
( A ) → 食べる → メダカ → 食べる → ( B )

Ri-せん
Ri-せん

 ( B )には、 何が入るでしょうか?  ( A )には、何が入るでしょうか?  

( B )から言わせます。子ども達は、大きな魚、鳥、カエルなどを挙げます。
( A )には、メダカよりも小さな生物、プランクトンと答えます。

ここで豆知識を披露します。
プランクトンとは、「漂うもの」という英語であること。
空気中も漂っていて「空気中プランクトン」とも言われていること。

「へぇ、そうなんだ!」というような情報が常にあるように、と私は授業を考えています。

メダカが食べるものとしてプランクトンを答えさせたら、その画像を映します。
ミジンコ、ケンミジンコ、ワムシ、ゾウリムシなどの顕微鏡写真です。
そして、問います。

T:知っている名前、いくつあるかな。 

学習用語をおさえる

「食べる」「食べられる」の関係  再び言葉を変え、図式を板書し投げかけます。

T:野山ではどうでしょうか?

lifecatapibird     
    → チョウガ(蛾) → シジュウカラ(鳥) → オオタカ(鳥)

どういう関係? と問うと 「食べる」「食べられる」の関係 と子ども達が答えます。
ここで、学習用語をおさえます。

T:「食物連鎖」といいます。 学習用語ですから、テストに出ますよ。
  「食物連鎖」とは、生物どうしの「食べる・食べられるの関係」のことです。
  「連鎖」とは、鎖のようにつながることです。

一呼吸おいて、「食物連鎖」って、何? と子ども達に投げかけます。
指名して言わせてもいい。

生物どうしの「食べる・食べられるの関係」 と言えればOKとします。

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