授業を
TVの「トーク番組」風にしたら、先生も子ども達も楽しいかもしれません。
何の職業でも、
仕事が楽しい、というのがなによりです。
授業を本分とする教員なら「授業をすることが楽しい」が一番にくるのではないでしょうか。
私の授業づくりは、
45分の「トークバラエティ番組」を演出するイメージへとなっていきました。
教育に携わる方々のお役に立てたら幸いです。
1.授業の「楽しい」とは
2.授業を「トーク番組」風にする
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![](https://ri-sen.com/wp-content/uploads/2023/11/270391801fd71325f381b83d2d5f9786.jpg)
1.「楽しい授業」とは
子ども達と楽しい時間を過ごしたい。
そう思って毎回授業を準備していました。
授業者が楽しい時間を創ろうとするならば、子ども達も楽しいはずです。
私の考える「楽しい授業」とはどういうことか。
1.子ども達が「新しいこと」と出会うこと
2.ドキドキ(緊張するなど緩急の場面)があること
3.時に「笑い」が起こること
4.活動(話し合い、作業、実験・観察、見学等)があること、です。
今日の授業は楽しかったな。
先生の授業は面白いなぁ。
そう思ってもらえたらうれしくなります。次もがんばろー、ってなります。
![](https://ri-sen.com/wp-content/uploads/2023/08/pose_warau_kuchi_kakusu_woman.png)
もう少し具体的に授業のイメージを書いてみます。
2.授業を「トーク番組」風にする
私の授業のイメージは、
MCと出演者がトークを繰り広げるバラエティ番組です。
40年ほど授業をしてきて、そんなイメージを持つに至りました。
チャイムを合図に番組が始まりました。
先生はMC。
出演者は子ども達です。
MCである先生は台本(指導案)に則って、45分間を進めていきます。
面白い話題(学習課題)を提供し、
出演者(子ども達)に答えさせたり、考えを聞いたりしていきます。
MCは、明るく表情豊か。
出演者がする話に感心したり、突っ込みを入れたり、
冗談で返して笑わせたり、最後には感想を求めたりして関わっていきます。
![授業の準備](https://ri-sen.com/wp-content/uploads/2023/05/bijutsu_suisai_girl2.png)
トークばかりではありません。
「じゃ、確かめてみましょうか」などといって、資料を見せたり、調べさせたり。
出演者には、実験や観察、レポート(発表)もしてもらいます。
45分番組なので
必要なものは、ばっちり用意しておかなければなりません。
出演者(子ども達)は、満足して会場(学校)を後にすることでしょう。
ワクワクしてスタジオ入り(登校)、ドキドキして出演(授業)、満足して終了(下校)です。
こんな授業づくりのコンセプトは、いかがでしょうか。
楽しい授業づくりは、その準備の時間があればこそです。
現状は、先生方お一人お一人の掛け替えのない「自分の時間」を使ってなされているんです。
更なる改善を望みます。
![](https://ri-sen.com/wp-content/uploads/2023/08/couple_egao_bnessman.jpg)
2年間、6年生4クラスの理科授業を担当しました。
そのときの理科授業の様子を紹介しています。
こちらをクリック → 理科の「授業開き」 | Ri-せんのお役立ち情報 (ri-sen.com)