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電気と私たちの生活 1 (6年理科授業シナリオ)

「電気と私たちの生活」 その授業シナリオです。

現代の私たちの生活は理科によって支えられています。
そのことが子ども達一人一人に実感されてくる授業にしたいと思います。

単元の導入

授業の始まる前に単元名を板書します。
電気と私たちの生活」と書きます。

え、始まったの? 
怪訝な面持ちで子ども達が席に着き出して、チャイムが鳴ります。
時間になりました。

T:単元名を書きましょう。

書き終えた子どもが顔をあげると写真が映し出されています。
ダムの写真です。

※授業では、プロジェクターを多用します。授業前にセッティングしておきます。

T:このダムの名前、皆さん分かりますよね?
  (え? という顔の子。教科書にあります。)

  黒部ダムです。60年くらい前に造られました。
  とても大きいですよー。

T:アーチになっている所はおよそ500m。高さは182mです。
  これ、なぜ造ったんでしょうか?

前列の子どもから当てていきます。
こうすると、教室は一瞬にして緊張感に包まれます。

最初の子どもはいきなり指されてフリーズ。言葉を発しません。
ちょっと考える時間がほしいですよね、とフォローします。
次の子どもを指します。

水の確保とか、
観光としてとか、
洪水を防ぐためとか、
いろいろ答えてくれますが、「電気をつくるため」が出たら即、次に進みます。

教師主導で進める

そのとおり。
電気をつくるために黒部ダムは建設されました。よく分かったね。
と、ほめます。

Ri-せん

実は、電力不足が起きていたのです。
それでダムと発電所を造ったのです。とても大変な工事だったようです。
その様子は「黒部の太陽」という映画になっています。 

ここでストップ。
「電力不足」と言われても、子ども達はハテナです。
実はよく分かっていません。体験していないからです。

自らの体験を話す

電力不足とは、実際どういうことなのか。

その説明は、
理科学習としては周辺事項になりますので、さっさと話してしまいます。

Ri-せん

みなさんが生まれる前、大きな地震がありました。
2011年の東関東大震災です。
発電所がストップして、電気が使える地域や時間が決められました。
これを計画停電と言います。

先生の住んでいる地域は、夜の10時になると停電になりました。
家の中は真っ暗になります。
テレビも点かないし、本も読めません。何にもできませんでしたね。
そんな生活が2週間くらい続いたんですよ。
家の人にも聞いてみるといいかもしれません。

話を続けます。

Ri-せん

今から70年ほど前のことです。
関西地方が電力不足になっていました。
休電日といって、電気が泊まる日が週に3日あったそうです。
原因は、地震ではありません。
なぜ、電力不足が起きていたのでしょうか?

考えさせてもいいのですが、進めてしまいます。

電力不足の原因は・・・

画像を提示します。
どういうことを表している図か問います。

C:昔の道具が電気製品に変わったという図です。
C:ぜんぶ電気で動くものになりました。
C:手間がなくなって便利になったことが分かります。
C:テレビや冷蔵庫のように新しく作られた物があります。
      
T:身の回りに電気製品が増えました。
  これを「家電の普及」と言います。
  どのくらいの勢いで増えていったのでしょう。

家電の普及率グラフを提示します。

縦と横の軸から説明します。
4本のラインが何かを説明します。

1957年から急速に普及していく様子を説明します。

なるほどー。それでたくさんの電気が必要になった、というわけね。

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