暗唱した詩文100 

タイトル下
古文漢文暗唱50集 授業

暗唱した詩文100 になりました。

通勤中の電車の中、
職場に向かう道を歩きながら、のんびりマイペースで暗唱に取り組んできました。

退職してからは、
ウォーキングしながら暗唱をし、レパートリーを増やしました。
この方法を「暗唱」ウォーキングとネーミングしました。

詳細については、こちらをクリック。 https://ri-sen.com/declamation-walking/

以下は、暗唱を終えた詩文のリストです。

古文 1~10

 1 古今和歌集(仮名序) 紀貫之
   やまと歌は、人の心を種として、よろづ

 2 竹取物語 作者不詳
    今は昔、竹取の翁といふものありけり。 

3 土佐日記 紀貫之
   男もすなる日記といふものを 女もして

4 枕草紙 清少納言
   春は、あけぼの。やうやう白くなりゆ

   うつくしきもの、瓜にかきたるちごの

6 源氏物語 紫式部
   いづれの御時にか、女御更衣あまた候ひ

 7 更級日記 菅原孝標女
   東路の道のはてよりも、なほ奥つ方に生

 8 方丈記 鴨長明
   ゆく河の流れは絶えずして、しかも、

 9 平家物語 作者不詳
   祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響き

10 徒然草 吉田兼好
   つれづれなるままに、日暮らし、硯に

古文 11~17

11 奥の細道 松尾芭蕉
   月日は百代の過客にして、行かふ年も

12 四規七則 千利休
   四規 和 敬 清 寂
   七則 茶は服のよきよ

13 浮世風呂 式亭三馬
   熟(つらつら)監みるに、銭湯ほど捷

 14 伊勢物語 作者不詳
    むかし、をとこありけり。そのをとこ、

15 たけくらべ 樋口一葉
   廻れば大門の見返り柳いと長けれど、

16 正法眼蔵 道元
   身心脱落 只管打坐  仏道をならふ

17 歎異抄 親鸞
   善人なほもつて往生を遂ぐ いはんや、

漢文 1~10

 1 春望 杜甫
   国破れて 山河在り 城春にして 草木
 
 2 黄鶴楼送孟浩然之広陵 李白
   故人 西のかた 黄鶴楼を辞し 煙花

 3 春暁 孟浩然
   春眠暁を覚えず 処々啼鳥を聞く 

4 春夜 蘇軾
   春宵一刻 値千金 花に清香有り 

5 香炉峰下 新卜山居 草堂初成 偶題東壁 白居易 
   日高く睡り足りて 猶ほ起くるに

 6 秋浦の歌 李白
   白髪三千丈 愁いに縁りて 箇くの
 
 7 早に白帝城を発す 李白
   朝に辞す 白帝彩雲の間 千里の

 8 鹿砦 王維
   空山 人を見ず 但だ人語の響き   
 
 9 江雪 柳宗元
   千山 鳥飛ぶこと絶え 万径 人

10 静夜思 李白
   しょう然 月光を看る 疑ふらくは

漢文 11~20

 11 春を探る 戴益
    終日 春を尋ねて春を見ず 藜を

 12 元日 王安石
    爆竹の声中 一歳除す 春風 暖

13 論語 孔子
   学びて 時に之を習う 亦

   吾十有五にして学に志す。

15 言志晩録 佐藤一斎
   少くして学べば、則ち壮にして為

 16 元二の安西に使するを送る 王維
    謂(さんずい)城の朝雨 軽塵を

 17 荘子
    真人の息は踵を以てし、衆人の息

18 風姿花伝 世阿弥
   秘すれば花なり、秘せずば花なる

19 五輪書 宮本武蔵
   千日の稽古を鍛とし、万日の稽古

20 偶成 朱熹
   少年老い易く学成り難し 一寸の

文語詩 1~10

1 鯉のぼり 作者不詳
  甍の波と 雲の波、 重なる

2 海 作者不詳
   松原遠く消ゆるところ 白帆の

 3 冬景色 作者不詳
   さ霧消ゆる湊江の 舟に白し、

 4 故郷 高野辰之
   兎追いしかの山 小鮒釣りし
 
 5 朧月夜 高野達之
   菜の花畠に、入日薄れ、見わ
 
 6 われは海の子 作者不詳
   われは海の子白浪の さわぐ

 7 早春賦 吉丸一昌
   春は名のみの風の寒さや 

8 荒城の月 土井晩翠
  春高楼の花の宴 めぐる盃
 
9 花 武島羽衣
  春のうららの隅田川 のぼ

10 浜辺の歌 林古渓
   あした浜辺を さまよへば

文語詩 11~20

11 夏は来ぬ 佐々木信綱
   うの花のにおふ垣根に 時鳥

12 雨 北原白秋
   雨がふります。雨がふる。

13 山のあなた カアル=ブッセ 上田敏訳
   山のあなたの空遠く 「幸」

14 野なかの薔薇 ゲーテ 近藤朔風訳
   童は見たり、野なかの薔薇。

15 千曲川旅情の歌 一 島崎藤村
   小諸なる古城のほとり 雲白く

16 千曲川のほとりにて 島崎藤村
   きのふ またかくてありけり 

17 雪 三好達治
   太郎を眠らせ、太郎の屋根に

18 小景異情 その二 室生犀星
   ふるさとは遠きにありて思ふもの

19 落葉松 北原白秋
   からまつの林を過ぎて、からまつ

20 雨ニモマケズ 宮沢賢治
   雨ニモマケズ 風ニモマケズ

文語詩 21~30

 21 風の又三郎 宮沢賢治
    どっどど どどうど どどう

 22 高原 宮沢賢治
    海だべがど おら おもたれば

詩文の暗唱100達成。ウォーキングしながら暗唱し増やしました。名づけて「暗唱」ウォーキング。諳んじてきた詩文を紹介します。

23 そぞろごと 与謝野晶子
   山の動く日来る。かく云えども

24 君死にたまふことなかれ 与謝野晶子
   ああ、弟よ、君を泣く、君死に

 25 初恋 島崎藤村
    まだあげ初し前髪の 林檎のもとに

 26 石川啄木
    不来方のお城の草に寝ころびて 
    東海の小島の磯の白砂に われ
    こころよく 我にはたらく仕事

27 海べの恋 佐藤春夫
   こぼれ松葉をかきあつめ をとめ

28 母 吉田一穂
   あゝ、麗はしい距離、つねに

29 震災 永井荷風
   今の世のわかき人々 われに

30 五重塔 幸田露伴
   木理美しき槻胴、縁にはわざと

詩 8

1 竹 萩原朔太郎
   光る地面に竹が生え、青竹が生え、

2 サーカス 中原中也
  幾時代かがありまして 茶色い

3 大漁 金子みすゞ
   大漁だ 大漁だ 大羽鰯の 大漁だ。

4 道程 高村光太郎
   僕の前に道はない 僕の後ろに道は

 5 雑草の歌 鶴岡千代子
   せっかく花をさかせても せっかく

 6 いのち 小海永二
   花です 虫です 体です 鳥です 
 
 7 名づけられた葉 新川和江
   ポプラの木にはポプラの葉 
 
 8 果物採集 タゴール
   危険から守り給えと祈るのではなく

能、狂言等 11

詩文の暗唱100達成。ウォーキングしながら暗唱し増やしました。名づけて「暗唱」ウォーキング。諳んじてきた詩文を紹介します。

1 国定忠治 赤城山 行友李風
   赤城の山も今夜を限り、生まれ

2 森の石松 金比羅代参 二代広沢虎造
   旅ゆけば、駿河の国に茶の香り

 3 すゑひろがり
   罷出たる者は、此当りにかくれも

4 般若波羅蜜多心経 唐三蔵法師玄奘訳
  観自在菩薩、行深般若波羅蜜多時、

5 曾根崎心中 近松門左衛門
   此の世のなごり。夜もなごり

 6 弁天娘女男白浪 河竹黙阿弥
   知らざぁ 言って聞かせやしょう。
 
 7 高砂
   高砂や この浦舟に帆をあげて、
 
 8 鶴亀
   庭の砂は金銀の、庭の砂は金銀の、

詩文の暗唱100達成。ウォーキングしながら暗唱し増やしました。名づけて「暗唱」ウォーキング。諳んじてきた詩文を紹介します。

9 不識庵機山を撃つの図に題す 頼山陽
   鞭声粛々夜河を過る 暁に見る千兵の

10 がまの油
   てまえ持ちいだしたるは、四六のがまだ。


11 付け足し言葉
   驚き桃の木山椒の木 あたりき車力よ

物語 1~10

 1 伊豆の踊子 川端康成
   道がつづら折りになって、いよいよ
 
 2 雪国 川端康成
   国境の長いトンネルを抜けると雪国
 
 3 山の音 川端康成
   尾形信吾は少し眉を寄せ、少し口を
 
 4 舞姫 森鷗外
   石炭をば早や積み果てつ。中等室の
 
 5 山椒大夫 森鷗外
   越後の春日を経て今津へ出る道を

6 夢十夜 夏目漱石
  こんな夢を見た。腕組みをして
 
7 草枕 夏目漱石
  山道を登りながら、こう考えた。
 
8 ぼっちゃん 夏目漱石
  親譲りの無鉄砲で小供の時から
 
9 吾輩は猫である 夏目漱石
  吾輩は猫である。名前はまだ無い。

10 蜘蛛の糸 芥川龍之介
   或日の事でございます。御釈迦様は極楽の

物語 11~

11 杜子春 芥川龍之介
   或春の日暮です。唐の都洛陽の西の

12 みかん 芥川龍之介
   或曇った冬の日暮れである。私は

13 鼻 芥川龍之介
   禅智内供の鼻と云えば、池の尾で

14 草迷宮 泉鏡花
   向こうの小沢に蛇が立って、八幡

唱歌 2

 1 揺籠(ゆりかご)のうた 北原白秋
   揺籠のうたを、カナリヤが歌うよ。
 
 2 黄金虫 野口雨情
   黄金虫は金持ちだ。 金蔵建てた、

その他 5

詩文の暗唱100達成。ウォーキングしながら暗唱し増やしました。名づけて「暗唱」ウォーキング。諳んじてきた詩文を紹介します。

1 五行: 木 火 土 金 水

  十干: 甲 乙 丙 丁 戊

  十二支: 子 丑 寅 卯 辰

  十二か月: 睦月 如月 弥生

 

2 春の七草: せり なずな 

  秋の七草: 萩の花 尾花

 3 おもろさうし 沖縄古代民謡
   ゑけ 上がる三日月や ゑけ
 
 4 ひゞのをしへ  福沢諭吉
   とうざい、とうざい。 ひゞのをしへ

 5 梟の神の自ら歌った謡 アイヌ神謡
  『銀の滴降る降るまわりに、金の滴

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