離任式での話

タイトル下
seremo

離任式での話をどうしようか。
ちょっと悩みますよね。そんなときのご参考になれば幸いです。

その話をすぐに知りたい方は、
 〇教頭先生の離任式での話 (1分以内)
 〇私の離任式での話 (小話から始める話) 

悪いけど、その話、つまりません

聞いていると、どーでもいいつまらない話なのです、大抵の場合は。
離任者に対して大変失礼ですが、それが正直なところです。

思い付くままにだらだらとしゃべっているのです。
それは、準備していないからだと思われます。

聞く側の心に刺さってくるような、
伝えたいというパッション(情熱)が感じられるような、
「語り」とも言えるメッセージ性のある話を準備し、臨めなかったのでしょうか。

シンプルながら感動の教頭先生の話

離任式での話。
さる教頭先生のそれは、今も印象強く心に残っています。

 「勉強が好きな子は、いっぱい勉強しなさい。
  運動が好きな子は、もっと運動を得意になりなさい。
  勉強も、運動も苦手な子は・・・うんとやさしい人になりなさい。さようなら。」

それだけ話すと、降壇されました。
あっという間。
多くを語らず、実にシンプル。聞く者の心にじんと響くものがありました。

長きにわたる教職経験から絞って絞って抽出したような、子ども達へのメッセージだと思いました。

小話から始めた私の離任式での話

離任式での話。
私の場合を紹介します。

話すのは56分程度。この時間を一つの「授業」の場、と捉えました。
自分の名前が呼ばれたので演台の前に進みます。
前置きなしに、いきなり話を始めます。

「神様が居りました。
 そこに ウサギが通りかかりますと、神様が声をかけます。

『これこれ、ウサギや。
お前には 牙もなければ、鋭い爪もない。
だから、一つ優れたもの
ぴょんぴょーんと飛ぶように走れる足をやろう。』

そう言うと神様はウサギの足をなでました。

離任式での話を紹介します。その場を勤務校における「最後の授業」と考えて準備し、メッセージ性のある話をしたいものです。ご参考まで。

ウサギは不思議そうな顔をして、ぴょんぴょーんと飛ぶようにして行ってしまいました。

その様子をじーっと見ていたのが キツネです。
急いで神様のところにやってきました。

『神様、神様!
 今、ウサギさんにあげた、飛ぶよう に走れる足。
 あれ、ぼくにもください。』

すると神様は、あきれたように言いました。

『おいおい、キツネ。
 お前にはさっき 賢い頭をやっただろう。
 優れたものは一人に一つ。 
 二つ欲しいなんて、お前は欲張りなヤツだなぁ。』

離任式での話を紹介します。その場を勤務校における「最後の授業」と考えて準備し、メッセージ性のある話をしたいものです。ご参考まで。

全校の児童に問う

ここで、子ども達に問いかけます。
皆さんは、キツネの言ったことに賛成ですか、神様の言ったことに賛成ですか?

キツネに賛成の人!」と言って手を挙げさせると
ほとんどいません。ぱらぱらといった程度。

しかも、
どうしてキツネなんかに賛成なんだよ、という目で後方を振り返っている子がいます。

次に「神様に賛成の人」を聞くとわーっと手が挙がりました。
当然だとでも言うような、
自分の正義感を誇示するかのような手の挙げ方です。

しめしめです。予想通りの反応をしてくれました。

先生は・・・キツネに賛成です

離任式での話。ここからが、核心部分です。
「先生は、キツネの言ったことに賛成です。」

子ども達の顔つきが変わりました。 「えっ? 何で?」と言いたげ。

「だって、先生は、
 かしこい頭も欲しいし、速く走れる足もほしいですから。
 
 優れたものは 一人に1つじゃなくて、 
 いくつも あった方がいいじゃないですか。」

離任式での話を紹介します。その場を勤務校における「最後の授業」と考えて準備し、メッセージ性のある話をしたいものです。ご参考まで。

小話の後は、思いを語る

「優れたものが、自分にいくつもあったいいですよー。 
 いろんなことができますから。

 でも、優れたものは、もらえるものではありません。
 自分で がんばって身につけていくものです。

 優れたものは、勉強や運動のことだけではありません。
 いろんな人と仲良くできたりするのも、
 みんなの役に立つことを進んでしたりするのも、すばらしい力だと思います。

 みなさん、
 そういう優れたものを いくつも身につけていってください。
 それでは、お元気で。さようなら。」

離任式での話 その準備

離任式での話をどうするか。
子ども達の心に響くような話をしたいわけです。

参考になりそうな本を書架からピックアップし、
机に積み上げました。

それらを1冊ずつぱらぱらと見ていくうちに、
使えそうな話を思い出しました。

向山洋一氏の著書の中で出てきた話で、
勤務校の校長先生が朝会でされた話です。

離任式での話を紹介します。その場を勤務校における「最後の授業」と考えて準備し、メッセージ性のある話をしたいものです。ご参考まで。

それをベースにして、組み立てました。
何度か練習をして、離任式に臨みました。



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