小話 (勘違い2話)

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小話 を授業の隙間時間にすることがあります。

例えば、授業時間になっているのに、何人かいません。
ぽつぽつと空席がある。
何かの用なのでしょう、教室に戻って来ていないのです。
そんなとき、授業を始めるわけにはいかないので、小話をします。

このような空白時間が生じたとき、
小話をする以外にも、いくつかの対応は考えられます。

復習になるような問題を出してもいいし、
自習を指示してもいいのです。
が、小話をします。
小話をさせてもらいます。

小話 をする前に、一応子ども達に振ってみます。
話をしたい人、いますか?

そう言われて、はい、やります、と名乗り出る子はいません。
先生が話をしてください、となります。

積極的に小話をする理由

教師の役割(使命)は、子どもの学力形成にあります。
そのために授業力(指導力)の向上は必然で、日々修養に努めなければなりません。

聞き手を引き付けるような話し方。これも授業力の一つです。
話が上手、に越したことはありません。

話の上手な先生は子どもに好かれ、授業は楽しく進行する。

野口芳宏著「授業の話術を鍛える」

自分もかくありたい、と思うわけです。
楽しく授業をする、というのが経験から得たモットーです。

教師の仕事は、話すことです。
教科の指導で話をするのはもちろんですが、朝会や集会活動でも話します。
その最たる場面は、着任や離任の際の話でしょう。

子ども達を揺さぶるような話、勇気づけるような話、心に沁みるような
そんな話ができたらいいな、と思います。
だからこそ、自らの話し方を高めるよう努めるべきだと思います。

授業が始められない、ぽっとできた空白の時間。
せっかくですから、話をする練習時間に当てさせてもらおう、というわけです。
どんな話をしたのか、いくつかを紹介しましょう。

目次

1.買い物に行ったときの話 (接客のプロの対応)
2.偉人の顔のレリーフ (生きたまま埋められた?)

買い物に行ったときの話 

小話 スーパーに買い物に行った時の話です。

店に入ると、梨がピラミッドのように積まれていました。
秋となり、初入荷したのでしょう、特設コーナーができていました。 

教師は、自らの話し方を高めるよう努めるべきだと思います。話が上手に越したことはありません。「勘違い」がテーマの小話を紹介します。

担当の店員さんが一人ついて、
試食用に切ったものを来店したお役さんに渡していました。

目の前に差し出されたので、私も受け取りました。
少し離れたところでしゃりしゃり食べていると・・・

高校生くらいの女の子とお母さんが店に入ってきました。

教師は、自らの話し方を高めるよう努めるべきだと思います。話が上手に越したことはありません。「勘違い」がテーマの小話を紹介します。

同じように試食を受け取って、それを食べながら、
おいしいわねぇ、買いましょうか、と話し合っています。

その会話が耳に届いたのか、
店員さんがその親子の方へやってきました。

女の子に向かって、話しかけました。

教師は、自らの話し方を高めるよう努めるべきだと思います。話が上手に越したことはありません。「勘違い」がテーマの小話を紹介します。

店員さん:おいくつですか?

聞かれた女の子。にこにこ顔で答えました。
16です。

その瞬間、店員さんはフリーズしました。

女の子が答えた「16」という数は、自分の年齢でした。
おいくつですか? と話しかけられて、歳を聞かれたと思ったのでしょう。
一方、
梨の個数でなく、年齢で返された店員さん、このあとどうしたでしょう?

さすが! 接客のプロの対応

16歳ですかぁ、いいなぁ。・・・で、梨はいくつにしますか?

などと返したらお客さんに勘違いがあったことに気づかせ、恥をかかせることになります。
接客のプロは、個数と年齢の間違いについて一言もふれません。
お客さんの勘違いをなかったことにしています。
こう言いなおしました。

何個包みましょう?

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