初任者研修の指導資料として作成したものを今回リメイクし、発信することにしました。
現場の先生方の、授業づくり等の参考になりましたら、幸いです。
お母さんとけんか
3の1で授業をしていたとき、M橋という男の子が突然、言い放った。
点の打ち方で、お母さんとけんかしたよ。
授業に関することだ。
穏やかでない。どういうことか?
「大きな数のしくみ」の授業で数字に点を打たせていた。
そのことのようだ。
十万を「10,0000」として表記させ、点のところで「10万」と読ませたのだ。
4けたで点を打つのである。
その際、新聞や店頭などでは「1,000」などと3桁ごとにカンマを打っていることにふれた。
授業では、読みやすいからそうするよ、と断っていたのだ。
4桁ごとに新しい単位とする日本では、その方が読みやすい。
M橋君は、学校が正しいと言い張り、親とけんかになったというわけだ。
これは面白い。
すぐさま、子ども達に聞いてみた。
おうちの人が、先生が間違っていると言いました。どうしますか?
子ども達全員に聞いていったが、4つで点を打つ良さを説明できなかった。
私の指導が至らなかったようだ。 ( 平成18年度の週案より)
関連記事
数直線を読む 小5算数 | Ri-せんのお役立ち情報
初任者研修の指導資料として過去に作成したものを今回リメイクし、ブログ記事にして、発信することにしました。現場の先生方の、授業づくりの参考になりましたら、幸いです…